空き家を放置しておくと・・・
- 2026年09月07日
- 今回は「空き家を放置しておくと・・・」
というお題目で、驚かせるつもりはありませんが、本当に今起こっている現実をお伝え致します。
始めの画像2枚は同じ空き家ですが、家の様子が全く分かりません。
3枚目、4枚目も同じ家ですが、こちらもどんな家が建っているのか見えません。
時期は今年の6月~7月の出来事で、どちらも近隣からの苦情が市役所に入り、名義人の方に連絡があり、NPOを経由して弊社に依頼がありました。
通常は敷地の外から様子をうかがうのですが、今回はご依頼者に了承をもらって門を開けて敷地内に入りました。
越境している庭木や雑草を把握するために、密集した庭に入る必要がありました。
どうしても入れない裏庭にはぐるっと回って裏側に当たるお宅を訪ねて事情を説明して、越境している様子などを見せてもらいました。
苦情を入れた方が誰かは分かりませんが、だいたい何度か通報して持ち主に電話、もしくは文書で通知が行くようです。
原状を見たいと伝えるとほとんどの方は進んで見せてくれます。
中にはいつ頃からこんな状態になっているのか、家族構成なども聞いていなくても詳しく説明してくださる方もいらっしゃいます。
近日中に作業に入りたいと伝えると、喜んで協力してくれます。
車をどこへ止めたら良いとか、何時ごろはゴミの収集車が来るとか本当に親切に説明してくれます。
アフターの画像がありますが、家の全貌が見えるとこんな家が建っていたんだと認識できます。
庭木を伐採するときは本来は見た目も大事なので剪定をする程度で抑えるのですが、何年も空き家になっている場合はしばらく現状を維持できるように庭木はほとんど伐採に近い状態にします。
ちょっとやり過ぎかなと思うこともありますが、空き家の状態でまた何年も放置される場合があるので、またすぐに苦情が出ないように心がけます。
一日かけて伐採、剪定、草刈りと処分をすると、家の状態が分かるのと、画像にあるように、雨戸が開いていてさらに窓が開いていたり明らかに何者かが侵入したと思われる形跡が分かります。
窓ガラスが割られていて、カギが開けられています。
今回は一件目はご本人も分からなかったようですが、特別届け出るつもりはないそうです。
2件目の家の中は後の画像のように家財が相当荒らされていました。
いずれは整理と処分が必要とのことから、見積りをするために中に入りましたが、この家は玄関ドアが開いていました。
ご依頼者に確認したところ去年に空き巣が入ったのを警察から連絡を受けて、立ち会ったそうです。
警察の方曰く、昔の家は簡単に開けられるそうです。
何が取られたかわからないとのこと、また、大したものはないからとそれほど驚いた様子ではありませんでした。
この夏に伐採の依頼のあった4軒が4軒とも空き巣被害に入られていました。
正直、過去イチで多いです。
ごみ屋敷は何度も見ているので慣れていますが、空き巣の場合は共通して言えるのはタンスなどの引出がほとんど開けられていること。
また、特に貴金属や骨とう品などを探した形跡となぜか引出しを引き抜いてひっくり返してあるのです。
よーく見るとアクセサリーが床にあるのですがイミテーションだというのを見抜いていてそのままにしてあります。
和室などは仏壇も荒らされ、遺影が落ちていて、さすがに気分が悪くなります。
本当にひどいものです。
空き巣に入られるとその家自体の持ち主が嫌な思いをするのもありますが、ご近所の方も嫌な思いをするということです。
最近は空き家が増えてきて、そこに頻繁に同じように空き巣が入ると治安も悪くなり住みにくい地域となり、地価も下がって来る原因になります。
空き家を放置していてもいいことはあまりありません。
各家庭で色んな事情はあると思いますが、こういったことが少しでも減るように「NPO空き家相談センター」では市役所を始め定期的にセミナーを行い、空き家に関する相談に乗っています。
今回の事例はほんの一部ですが、明らかに近年増えてきておりますので、ご自分たちのご実家のことを家族で話し合ってみてはどうでしょうか?
長文になりましたが、ご報告まで
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