あっという間に５月も...
- 2017年05月17日
- 例年に増して今年は月日が流れるのが早いと思いませんか？
新年のあいさつをしてからブログを更新する時間ができた！と、パソコンに向かってみたら、なんと１月から一度も更新していないことに気づきました！
これは良いことなのか、悪いことなのか？ただ単に手を抜いているだけなのか？
いえ、決して仕事では手を抜いたことはございません。
どちらかと言うと少しし過ぎる傾向にあるぐらいで、一軒家の片付けなどをされたお客様でしたらわかっていただけると思います。
退去のために家財道具一式を処分したり、家の売却のためすべてを撤去する場合などは不用品の運び出しはもとより、細かいところでは柱や窓枠、天井、壁などに取り付けた画鋲やフック、釘などをできる限り取り除くように心がけています。
解体する場合はその必要はありませんが、基本は余分なものが残っていないようにしています。
作業後のお掃除も簡単ではありますが、しっかりとさせていただいております。
過去の修行時代に身についたのは、来た時よりも綺麗にして帰るという気持ちでその場を後にすることです。
ただでさえ埃はするし、どうしてもバタバタして物を動かせばそこには長年積もった埃やゴミが出てくるものです。
壁についた綿のようなものもあります。
賃貸で退去の場合はお客様に代わってお掃除しました！という雰囲気を残すようにしています。
場合によっては掃除機もかけるのですが、ブレーカーが落とされて電気が元から来ていない場合もあり、そんな時は昔の和箒が活躍します。
最近ではほとんど見かけることがなくなった箒ですが、畳はもちろん、じゅうたんやフローリング、コンクリーの土間などオールマイティに使える優れものなんです。
トラックには常に何本かの箒とチリトリを搭載しております。
最近、通常の片付けだけでなく、ハウスクリーニングを希望される方が増えてきました。
賃貸の場合、退去時に大家さん又は不動産屋さんなどの管理人さんとの立ち合いがあります。
理由があり「ごみ屋敷」状態になっていたお部屋などはそのままでは現状復帰のための修繕費を請求される場合があります。
さすがに元通りが難しい場合はありますが何もしていないと入居者の印象が悪くなります。
「こんな状態にしたまま出ていくなんて・・・」大家さんからしたらそう感じると思います。
ハウスクリーニングで一番多いのが水回りの掃除です。
先日も見積もりに伺ったアパートはお風呂は天井から壁のタイルに至るまでカビだらけでとても元通りになるとは思えません。
キッチンは換気扇が油まみれに汚れており、トイレは便器を交換したほうが早いのでは？と思える状態です。
一応、見積もりが必要とのことから金額を出しますが、実際の作業する人のことを考えると辛くなります。
現在、当社ではハウスクリーニングについては普段からビルメンテナンスや定期清掃をしているスタッフにお願いしています。
このように状態によっては掃除では取り切れない汚れはその部分を交換する必要が出てきます。
せっかく掃除しても丸ごとリフォームとなればその掃除は無駄になってしまいます。
この場合はどうなんだろうと思われたらご相談ください。費用も手間も無駄にならないように。
またしても脈絡の無いブログになってしまいましたが、最近感じるのは日本中で同じことが起こっているということです。
ちょっと大げさかもしれませんが、団塊の世代が高齢者になり長年住んだ住居は老朽化が進み、いろんな事情から家庭環境、家族構成が変わり何十年と使った家具や家電製品もいつか処分しなければならない時期がきているということ。
それは近所の自分たちの町に限らず、関西、いや全国的規模で起こってきていることだと思うのです。
遺品整理に特化せず、普段の不用品回収をする中から肌で感じることなのです。
過去何十年もの間にため込まれた家庭にある家具、家電、衣類、食器、本類、ガラクタなど大量の不用品がこの何年間の間に怒涛のように出てくるのです。
想像しただけで市のクリーンセンターはパンク寸前に陥るのではないでしょうか？
遺品整理とともに不用品の処分は今までにない大量のごみ問題に発展していくのでは、と考えます。
私が思うくらいですから、もっといろんな方が気付いていると思います。
これからの数十年間のごみ問題、膨大な手間と処分費、その負担が残される遺族にかかってくることになるのでは？
お休みが取れない今日この頃。
まだまだ続きそうです。
近況と感じたことをつぶやきました。
福入
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