ゴミ屋敷の片付け続き
- 2017年11月21日
- 報告が遅くなりました。
前回のゴミ屋敷の片付けの続きですが、２日開けて男性３人で現地にやってきました。
残った不要品をまとめながら２階から次々と降ろしていきトラックに積込みます。
カーテンやカーペット、照明器具まで外し、ほとんどのものがなくなりました。
最後に大物が残っているのですが、エアコンの室外機です。
このために男３人で来たのです。
まず、脚立を立て取り付けてあるボルトを外します。
ところがこれが古くて錆びついており、先日試みたときにボルトが折れてしまったのです。
仕方ないので建物の壁に取付けてある太めのスクリューボルトを緩めることにしました。
室外機の上がトイレになっていたのでそこに毛布で養生をし、室外機をベルトとロープで固縛します。
一人は身を乗り出して作業、一人は脚立からボルトを緩めます。
私はトイレの中でロープをしっかり握って落ちないように支えます。
壁に入っていた２本のボルトは抜けましたがそれからが大変でした。
重量は30キロちょっとあるのですがすべてロープにかかってきます。
平衡に少しずつ降ろしますが、ちょうどトタンでできた屋根のひさしが邪魔をして非常にやりにくい状況でした。
３人の必死な連携プレーで何とか下まで下すことが出来て無事終了。
後で思いましたがあの重さの室外機をボルト２本で取り付けてあったことが逆に凄いことだと感じました。
取付けたときに落ちないか？心配になったのではないでしょうか？
室外機に限りませんが、古くなったものは錆びついていることが多く、非常に手間がかかることがあります。
このあたりはお客様にはあまり伝わらないことです。
一旦、落ち着いたら部屋の中の点検。
壁に付いた画鋲やビス、釘などを一点一点取り外していきます。
ポスターがたくさん貼ってあったのでかなりの量の画鋲が残っていました。
結局２トントラック１台分の不要品が出てきて正直、見積もり的には甘かったです。
お客様も最後に、「もっとかかると思っていました」と言われましたが、追加費用は請求しないというのが私の基本です。
毎回ですが現場は毎日が勉強です。
見積もり、段取りがうまくできてこそ当日の作業がスムーズにいきます。
手伝ってくれたスタッフ、お疲れさまでした。
腰を痛めてなければよいのですが、、、、
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