空き家の予防対策セミナー
- 2019年10月19日
- 先日の10月17日（木）に川西市にあるアステ市民プラザ アステホールにて『空き家予防対策セミナー』が開催されました。
当社もご縁がありここの主催である「NPO法人兵庫空き家相談センター」に参加しており、勉強のために行きました。
事前の告知もあったのか、大きなホールでしたが120名くらいでしょうか、ほぼ満席になっていました。
第一部は空き家の法律問題についてセンターの行政書士の方が、続いて空き家の適正管理について同センターの宅建取引士・相続診断士・1級空き家管理士の方が、壇上に上がりわかりやすい説明をしていただきました。
参加の皆さんは真剣に聞き入っており、質疑応答でも質問が相次ぎました。
皆さんのお住いの街にも近所に空き家が目に付くようになってきていませんか？
色んな理由から誰も住んでいない住居が手入れもされないまま放置されて草木は伸び放題、建物は痛み放題、中には崩れかけたり不法投棄されていたりと近所迷惑になっていたりしていませんか？
放置されている家は老朽化が進み水漏れ、倒壊等で近隣の家のものを壊してしまったり、通行人に怪我をさせてしまう可能性も出てきてしまいます。
法律的には空き家の所有者には、空き家を適正に管理する義務があります（空き家等対策特別借置法）
市から助言、指導、勧告、公表、命令等をうけることもあり、命令違反となると50万円以下の過料になる場合もあります。
また、倒壊の危険がある場合は行政代執行がなされる場合があり、その費用は行政から徴収されることもあります。
大きく分けて空き家の発生原因として"相続"に関係するもの、家族の誰かが"施設入所"により発生するもの等があります。
こういった問題をどう対策すればよいのでしょうか？
詳しい内容について具体例を挙げて説明されていました。
また、では空き家の管理はどのようにしたらよいのか？との問題については適正管理の仕方を専門家からのアドバイスを入れての開設が非常にわかりやすかったです。
後半では「空き家対策ナビゲーター活動報告」と題して、養成講座を受けた方々からの発表もありました。
今回は川西市にお住いのナビゲーターの方が具体的にどんな活動をされているのか、現状の問題をあげながら紹介していました。
興味深い内容でしたが長くなるので省略させて頂きます。
約2時間の内容でしたがあっという間に終わった気がしました。
テレビ局の取材も来ていたようです。
最後に司会者からの逆質問で、便利屋さんをされているナビゲーターの女性からの回答がありましたので紹介します。
遺品整理で一番困ることは何ですか？3つ挙げてください、との質問に
①一番困るのは仏壇の処分
②人形の供養
③植木鉢の土の処分
とのことでした。
まさにその通り！と、内心思いましたがこの3つについては当社では対応できております。
今回のセミナーは地域に密着した内容でこれからの市民にとって皆さんに関係のある内容ではなったかと思います。
誰もが避けては通れない問題でもありますのでご興味のある方は各行政にお問合せください。
色んな形で取り組まれていると思います。
兵庫県内であれば今回の「NPO法人兵庫空き家相談センター」に問い合わせて頂いても結構です。
関係者の皆さんお疲れさまでした。
今後はもう少し関わっていきたいと思います。
便利屋の福入さんは宝塚市を中心に西宮市、芦屋市、神戸市、尼崎市、伊丹市、川西市、猪名川町、三田市、三木市、池田市、豊中市、箕面市、吹田市、茨木市、高槻市、摂津市、門真市、守口市、寝屋川市、大阪市内全域、及び東大阪市、堺市など広範囲に対応しております。
また、遺品整理、生前整理、仏壇供養、人形供養などは特に大事に考えていますのでお気軽にご相談ください。
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