今回は丹波篠山市
- 2022年03月19日
- 今回は丹波篠山市です。
2月の初めにホームページを見ましたという女性からお電話を頂いて、遠方ではありましたが、せっかくのことでしたので現地立会いに向かいました。
ご両親が住んでいた実家は最後は母親だけになり、ちょうど去年の3月にその母親も亡くなり空き家状態になったままでした。
器用だった父親がご自分で製作したベランダやウッドデッキがあるのですが、強い風が吹くと波板が飛びそうになったりと、ご近所にご迷惑になるのではないかと心配もあり悩んでいたそうです。
今回は思い切って思い出の物もたくさんあるのですが、遺品整理をする方向で決心されたそうです。
画像では分かりにくいのですが、5LDKの一軒家に後から作ったのではと思われる小屋裏がありました。
ここは画像が分かりにくかったのでありませんが、トラック2台分くらいの物量が出てきました。
初めて現地で立会いした時はまだ寒くて、一回目の作業日は一枚目の画像のように一面真っ白な雪国状態でした。
遠方でもあるのでこんな状態が続くと作業が大変だろうなと、心配しました。
2回目の作業日はこの土地独特？の霧が発生していて、あの天空の城「竹田城跡」を思い出しました。
今回は遠方というだけではなく、物量的にも今までで一番多い家財道具の搬出作業となりました。
2回目以降は応援のスタッフも加わり5人態勢で仕分け片付け、搬出作業となりました。
トラックも毎回3台の出動となり、丹波篠山のクリーンセンターにも何度もお世話になりました。
最終的には6回目の作業で片づけは完了しました。
実にトラックで15台分の搬出となりました。
どうもお母さまが買い物が好きだったようで、買ってきたままの衣類やカーテン、スリッパ、ゴザ、座布団などが大量に出てきました。
敷地内の庭にはこれも大量の植木鉢やプランターがあり、根が張って完全に植木鉢を貫通していたものもありました。
物置きも大型のものも含めて5つもありました。
何より大変だったのは自作のベランダです。
単管と言われる鉄パイプのような鋼材を使い、骨組みを組んでその上に角材を固定し、コンパネで床を作ってベランダがあったのです。
正直、一般の方がここまで手作りで製作されたことに驚きました。
何日もかけて作業していたのでご近所の方々も気になったようで度々様子を見に来られていました。
最後の方はご近所の方も触発されたのか、ご自分の家の片付けを始められる方もいらっしゃいました。
家の中には当然残しておく物もあり、ご希望の物も含めて段ボール箱15個分にもなりました。
写真やアルバム、切手等の他、たくさんの衣類や思い出の額に入った絵画もありました。
来週には現地の立会いで神戸から来ていただくことになっています。
今後ですが、この家は売却する方向で考えておられるとのことでしたので、いつもお世話になっているNPO兵庫空き家相談センターの不動産屋さんに引き継ぐ予定です。
確かに何回も通って現場に行くのは大変でしたが、ちょっとした旅行気分にもなるのでお昼などは近くの食堂を探してスタッフと一緒に休憩したりしていました。
なので遠方でも遺品整理は出来ますので実家が遠いからという遠慮はいりません。
どうぞご相談くださいませ。
お待ちしております。
遺品整理の福入さんは宝塚市を中心に西宮市、芦屋市、神戸市、尼崎市、伊丹市、川西市、猪名川町、三田市、三木市、池田市、豊中市、箕面市、吹田市、茨木市、高槻市、摂津市、門真市、守口市、寝屋川市、大阪市内全域、及び東大阪市、堺市など広範囲に対応しております。
また、遺品整理、生前整理、仏壇供養、人形供養などは特に大事に考えていますのでお気軽にご相談ください。
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