事務所の片付けと子供食堂
- 2018年06月09日
- 昨日、大阪の此花区で事務所の片付けがありました。2階建てで建物が古く取り壊す前に中にある不用品を全て撤去してほしいというものでした。
以前にもご依頼をいただいた不動産関係のお仕事をされているお客様です。（画像は同じ所、アングルが違います）
事務所には冷蔵庫やスチールの事務机、ロッカー、書庫、パイプ椅子などが多数あり、中でも大変だったのが大型の金庫でした。
男性3人いれば何とかなると思っていましたが応援を呼んだいつものメンバーは普段から慣れていていとも簡単に台車で運び出しました。
天井から吊り下げている古いエアコンも二人で取り外し、トラックに積み込んでいました。
あいにくの天気で昼からの雨の予報でしたが9時過ぎにはポツポツ降ってきました。
酷くなる前にと頑張ってお昼過ぎには完了しました。
ちょうど2トン車2台分てんこ盛りになりました。
午後から別の場所に大きめのプリンター（複合機）が1台あるとのことでそちらに向かい何とか載せることができて収まりました。
実は先ほどの事務所を離れる時に近くから年配の方が来られて片付けていた食器類を見て「こども食堂」で使いたいので譲ってほしいと頼まれました。
この場合、片付けているとは言ってもその食器類はまだ依頼主の方のもので勝手に第三者に渡すことはできません。
もちろん断って了承を得ればよいのですがお客様はちょうどいません。
宝塚市では社会福祉協議会を通じ、バザーに寄付させて頂いたりしてましたので名刺を受け取り、後日食堂で使ってもらえるような食器類を送りますとお伝えしました。
なんでも40人くらいの子供たちがいるのに食器が20人分くらいしかなく足りなくて困っているとのこと。
こんなお仕事ですが何か人様のお役に立てれば本望？お力になれればと...その場は後にしました。
ここで「こども食堂」についてあまり知識がなかったので調べてみました。
「こども食堂」とは、地域住民や自治体が主体となって無料または低料金で子どもたちに食事を提供するコミュニティの場を指します。今や全国に150箇所以上も広がる「こども食堂」ですが、その発祥はどこだったのでしょうか？
「こども食堂」の始まりは、東京都大田区にある「気まぐれ八百屋だんだん」の店主が2012年に作ったのが始まりと言われています。
「こども食堂」を立ち上げたきっかけは朝ごはんや晩ごはんを当たり前に食べられない子供の存在を知ったことだとされています。日本の社会に隠れた「見えない貧困」を目の当たりにした店主は、自分の手でできることとして「こども食堂」をスタートさせたそうです。
日本全体で子どもたちの7人に1人が「貧困」。
ひとり親家庭では、2人に1人に及ぶそうです。
この問題は近代化日本の将来を担う子供たちの未来に影を落としていると言えるでしょう。
原因は複雑で深く、今すぐに解決できる問題ではないと思いますが、今すぐ何かできるとしたらそうした子供たちを何とかしようと立ち上がってくれている大人たちと協力して子供たちを守っていくことだと思います。
微力ながら今回の偶然の出会いで知った「こども食堂」ですが、お力になれたらと思います。
便利屋の福入さんは宝塚市を中心に西宮市、芦屋市、神戸市、尼崎市、伊丹市、川西市、猪名川町、三田市、三木市、池田市、豊中市、箕面市、吹田市、茨木市、高槻市、摂津市、門真市、守口市、寝屋川市、大阪市内全域、及び東大阪市、堺市など広範囲に対応しております。
また、遺品整理、生前整理、仏壇供養、人形供養などは特に大事に考えていますのでお気軽にご相談ください。
メール受付
