業務用冷蔵庫の解体
- 2019年05月07日
- 連休前のことですが、神戸市兵庫区で店舗で使っていた業務用冷蔵庫の撤去の依頼があり、画像のように解体していきました。
当初、本体をそのまま搬出できるのか？と思っていたのですが、聞くとカウンターの中で組み立てたとのこと。
大きさ的にどう見ても出せる大きさではありませんでした。
扉が8枚ほどあり、まずはそこから外していきました。
表はステンレスで覆われているのですが前面のカバーを外すと構造体は木質の材料で出来ています。
何枚かプレートを外していくと中に入っている木材は腐っていてボロボロな状態でした。
冷蔵庫なので背面や床面に発泡スチロールが敷き詰めてあり、それが保温の役目をしていたようです。
ところがこの発泡スチロールを剥がすと見た目より重くてずっしりしています。
なんと、発泡スチロールの中に水が含まれているのです。
普通で考えるとあの中に水が入り込むとは考えにくいのですが、現実この発泡スチロールは重たくて折り曲げると「バシュッ」と水が出るのです。
軽いイメージしかなかったので何度も試してみましたが、間違いなく水分を含んでいます。
大量の発泡スチロールを細かく砕いて袋詰めした後、木材の構造体もバラバラにしていきました。
実は冷蔵庫の上にコンプレッサーが載っていて、水道の配管や、電気の配線などがつながっていました。
床に見える黒くて丸い物体がそうです。
綺麗に取り除いた後にはそこだけタイルが無い、コンクリートの壁が出てきました。
搬出、積み込みも込みで３時間ほどかかってしまいました。
ご依頼主のご主人はすでに新しい冷蔵庫を用意していて、無くなったスペースにカウンターを越して搬入していきました。
なかなか大変な作業でしたが、無事に解体、搬出できてよかったです。
画像に映っているスタッフはいつもお手伝いに来て頂いてる頼りになる方です。
先日の農機具の時にも来てもらいました。
これからもちょっとどうかな？と思うようなものでもご相談ください。
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