供養と虹
- 2021年01月28日
- 新年が明けてしばらく経ちますが、今年ほど先行きに不安を持った新年を迎えたことはないのではないでしょうか?
年末年始に恒例となっている家族が集まるという年に一度の楽しみがこんな形で迎えられないなんて誰が予測したでしょう?
皆さんもいろんなことを我慢したり、制約を受けたり、いつもと違った環境だったと思います。
そんな中でも変わらないこともあります。
当社がご依頼を受けて行っている「仏壇供養」や「人形供養」は、コロナ渦の中でも変わらずに提携しているお寺で住職によってありがたく行われております。
先代から続いてきたであろう手を合わせてきた仏壇に感謝を込めて供養の気持ちで接してきました。
この時も預かっていた仏壇と雛人形を合同にてご供養していただきました。
中にはそのまま処分してくださいと言われるお客様も少数ですがいらっしゃいます。
特に仏壇についてはそこにご先祖様がおられる対象としてご位牌や遺影や過去帳、信仰する対象としてのご本尊が祀られていたりします。
そのような対象のものに辛いときや困ったとき、悩んだ時には手を合わせてお祈りしたと思います。
たとえ直接関係していなかったとしても決して無下に扱うことはできないと思います。
ただ、人それぞれ事情がありますので私の出る幕ではありませんが・・・。
去年、私のホームページのブログを見られた方から、お墓の草引きとお掃除を依頼されて2~3回お墓参りに行ったことがあります。
そこの敷地はなぜか雑草が生い茂っており、他の墓地と比べると明らかに密集しているのです。
気になっていたのですがなかなか訪れることが出来ず、年末の30日でしたがお墓に行って除草剤を散布して、手を合わせてきました。
事後報告ですが関東にお住いのご依頼者様にその旨を伝えました。
「ありがとうございます!今年はお世話になりました。」との丁寧なメールが来ました。
正直そこまで言われていないのに気になったということは、私が思うに、過去にどこかでご先祖様がこの方のご親戚かどなたかにお世話になったか、助けて頂いたことがあったのではないかと想像するのです。
そんなことは・・・?と、思われるかも知れませんが、案外本当かも知れません。
よく輪廻転生で生まれ変わった今世で関わる人は過去にご先祖様が身近な人だった・・的な話を聞いたことはありませんか?
もちろん、信じるか信じないかはあなた次第ですが・・・
ただ、そう考えた方がなんだか幸せな気持ちになりませんか?
少なくとも私はそう思ってこのお墓参りも気持ちよくお参りさせていただいております。
なぜだかわかりませんが、最近"虹"をよく見るのです。
吉兆と言われていますが、ありがたいことです。
撮れた画像だけ紹介します。
最後に綺麗な画像ということで、海からの"日の出"と、綺麗な夜景を載せました。
仕事ではどうしても汚れたものや散らかった状況を見てしまうことが多いのでこういった綺麗な景色は見ていて本当に心が休まります。
困難を乗り越えてよい年になりますように!
合掌
ありがとうございました!