施設への入居と退去
- 2022年08月20日
- 今回はある施設からの退去に伴い、ワンルームにある家財の搬出処分でした。
ワンルームの施設ですから物量的にはわずかな家具と、衣類や小型家電などで片付けと言ってもすぐに終わってしまう量しかありません。
最近は高齢化に伴い色んな介護サービスや快適な環境を売りにした高級ホテルのような介護施設もあり、もしもの為に病院と併設されているところもあります。
入居者はもちろん高齢者に限りますが、その人の健康状態や介護の必要なレベルによって入る施設にもいくつか特徴があるようです。
詳しくは調べていませんが、中には施設から施設に引っ越しされる方もいらっしゃいます。
高齢者向けマンションから介護サービス付施設へ、という感じでしょうか?
その場合、大体共通して言えるのは物が多いということです。
昔から使い込んだ家具がいくつもあり、だいたい外国製の高級家具が多く、洋服タンス、飾り棚、ローボード、ライティングビューロといった古くて重たい家具がほとんどです。
気持ちは分かりますが、中には大きなソファーベッドを持ち込んで、アンティーク家具をいくつも運び込み、昔読んだ大量の本を段ボール箱に10箱ほど、イスやドレッサーなどを搬入するとワンルームの部屋は物でいっぱいになりました。
この時は流石に「大丈夫ですか?」とお聞きしたのですが、「ぼちぼち片づけます」とのことでした。
「本当に大丈夫かな~」と思っていたら翌日やはり連絡が入り、「いくつか家具を処分したいので来てほしい」とのことでした。
早速お伺いしてみると、先日よりはましになっていましたが、動線が何とか確保できた状態でモノをどけないと使いたい物が届かないといった状況でした。
もちろんアドバイスはしてみましたが、高齢者のお二人が最後にお住いになるところです。
あまり言ってもどうかな~と思い、遠慮しました。
今回の画像のお客様はビフォー画像はありませんが、本当に身の回りの物だけで少ない方でした。
こういう作業の場合、当然ですが会話は控えます。
退去ということはほとんどの場合亡くなっている方がほとんどです。
「昨日お葬式だったんです」とか聞くとつい寂し気もちになります。
何を隠そう私の両親も84歳になりそろそろ介護のことや、認知症のことも考えなくてはならない年頃になりました。
自分も年を重ねてきて、当然年を取れば両親はその分高齢になってきています。
普段、仕事で遺品整理はしていますが、自分のこととなると果たして冷静にテキパキと出来るのか?
分かりません。
意外と手が止まって作業にならないかも知れません。
皆さんはいかがですか?
ご自分事としてとらえると・・・
遺品整理の福入さんは宝塚市を中心に西宮市、芦屋市、神戸市、尼崎市、伊丹市、川西市、猪名川町、三田市、三木市、池田市、豊中市、箕面市、吹田市、茨木市、高槻市、摂津市、門真市、守口市、寝屋川市、大阪市内全域、及び東大阪市、堺市など広範囲に対応しております。
また、遺品整理、生前整理、仏壇供養、人形供養などは特に大事に考えていますのでお気軽にご相談ください。